また無援…黒田、8回3失点粘投も12敗目

[ 2010年9月7日 06:00 ]

ジャイアンツ戦の7回、ウリベ(右)に2ランを浴びたドジャース黒田

 【ドジャース0―3ジャイアンツ】ドジャースの黒田がまたも無援に泣いた。ジャイアンツ戦に先発し、8回を6安打3失点と粘りながら、打線が沈黙。広島時代の05年と並び自己ワーストの12敗目(10勝)を喫した。

 「1点でもやったら負ける展開だった。負けがつくと気分は良くない。完敗した感じで、悔しい気持ちでいっぱい」。今季登板時で6度目の零敗。2回に自らの暴投も絡んで先制を許した。その後は高めのカットボールとフォークを駆使。4回までに6奪三振。3巡目以降はツーシームを多用してゴロの山を築いたが、0―1の7回にウリベに2ランを浴びて力尽きた。
 「いつもいつも先発投手に重圧をかけてしまう」とトーリ監督も貧打に頭を抱える。6試合連続で7回以上を投げながら、なかなか白星につながらず「あと数試合、切り替えてやるだけ」と黒田は必死に前を向いた。

続きを表示

2010年9月7日のニュース