セ首位攻防戦!阪神が無失点リレーで先勝

[ 2010年9月7日 18:04 ]

5回阪神1死三塁、鳥谷が先制の中犠飛を放つ。投手チェン

 【阪神1-0中日】阪神が無失点リレーで2位中日との差を1・5ゲームに広げた。先発のスタンリッジは変化球が切れ、7回を4安打に抑えて10勝目。8回から藤川球をつぎ込み、鳥谷の犠飛で挙げた1点を守った。中日の連勝は6でストップ。

 首位・阪神はスカイマークスタジアムで2位・中日と対戦。

 阪神はスタンリッジ、中日はチェンが先発。
 3回、阪神は上本、マートンの安打などで2死満塁の好機も、新井が三ゴロで無得点。4回にもブラゼルが失策で出塁、金本が四球に城島のセイフティーバントが内野安打となり無死満塁に。だが上本が三ゴロ、続くスタンリッジは投ゴロ併殺で、またしても得点できなかった。
 しかし阪神は5回、二塁打のマートンを藤川俊が送った1死三塁で、鳥谷が犠飛を放ち先制した。この日8月の月間MVPを受賞し「1、2番が高打率なので、チャンスでしっかり打ちたい」と話していた鳥谷。言葉通り、きっちり3番打者の役割を果たした。

 中日は8回、代わった藤川球を攻め2死満塁とするが、ブランコが見逃しの三振で反撃できず。9回も2死一、二塁としたが、荒木が中飛で万事休す。1点が遠かった。

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2010年9月7日のニュース