藤田が無四球完封!東芝3年ぶり7度目の優勝

[ 2010年9月7日 20:22 ]

JR九州を破って7度目の優勝を果たし、マウンドに集まり喜ぶ東芝ナイン

 第81回都市対抗野球大会最終日は7日、東京ドームで決勝を行い、東芝(川崎市)がJR九州(北九州市)に2―0で勝ち、3年ぶり7度目の優勝を果たした。JR九州は門司鉄道局時代の1936年以来74年ぶりの制覇を逃した。

 東芝は1回に藤原の適時打で1点を先制。3回はJX―ENEOSから補強の池辺の適時打で加点した。右横手投げの藤田は二塁を踏ませず、散発3安打で無四球完封勝利。JR九州は浜野が四回以降を1安打に抑えて踏ん張ったが、打線が力負けした。

 大会最優秀選手に贈られる橋戸賞は、2完封を含む3勝を挙げた藤田が受賞した。

 ▽印出順彦・東芝監督の話 選手が力をすべて出してくれた。感無量です。2007年の優勝の翌年に予選落ちし、またここに戻ってこようと選手と一緒にチームをつくり上げてきた。

 ▽吉田博之・JR九州監督の話 選手は精いっぱい、全力を尽くして戦ってくれた。最高の試合ができたと選手を褒めてあげたい。やはり優勝という目標があるので、来年の都市対抗も頑張りたい。

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2010年9月7日のニュース