西武が今季ワーストタイ7連敗 CS争う楽天に痛恨3連敗 引退試合の内海に勝利届けられず

[ 2022年9月19日 18:17 ]

パ・リーグ   西武4―6楽天 ( 2022年9月19日    ベルーナD )

<西・楽>延長11回、浅村に本塁打を打たれた増田(撮影・篠原岳夫)
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 4位の西武は19日、1ゲーム差で追う3位の楽天と本拠ベルーナドームで対戦。延長11回の末、4─6で敗れ、今季ワーストタイの7連敗。最大10あった貯金はなくなり、CS進出に向けても厳しい立場に追い込まれた。

 引退試合で先発した内海が、楽天・山崎剛を二ゴロに打ち取り、2番手にはエンスが上がった。2死満塁のピンチを背負いながらも、鈴木大を一ゴロに打ち取った。しかし、2回に太田に左越え3号2ランを浴びて先制を許してしまう。その後は細かい継投で失点を防いだが、1─2で迎えた7回に4番手のスミスが連続四球から2死一、二塁のピンチを招き、代わった公文が小深田に2点適時二塁打を浴びて突き放された。

 それでも打線が奮起。3点を追う7回に外崎、愛斗の連続アーチで1点差に詰め寄り、9回には1死三塁から外崎の右犠飛で同点。土壇場で追いついて延長戦に持ち込んだが、9番手の増田が今季初のイニングまたぎとなった11回に浅村にバックスクリーンに決勝27号ソロを打たれ、さらに鈴木大の右犠飛で2点を失った。

 シーズン最終盤にきての大失速。3位の楽天とも2ゲーム差に広がった。すでに自力CS進出の可能性は消滅しており、勝ち続けてプレッシャーをかけなければならないが、窮地に追い込まれた。

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