西武は今季最長タイ7連敗で貯金0 辻監督「必死に勝ちにいった。全部勝つつもりでやっているんだけど」

[ 2022年9月19日 22:35 ]

パ・リーグ   西武4ー6楽天 ( 2022年9月19日    ベルーナD )

<西・楽>ベンチでうつむく辻監督と静まり返る選手たち(撮影・尾崎 有希)
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 西武は延長戦の末に敗れ、シーズン終盤の勝負どころで今季ワーストタイの7連敗を喫した。最大10あった貯金もついに底をついた。

 9回に同点に追い付くも、増田が2イニング目の延長11回に浅村にソロを浴びるなど2失点した。ベンチに残っていた投手は本田だけで、延長12回と緊急降板時を見据えて11回に投入することはできず、辻監督は「追いついたけど、最後の詰めがどうしても。もうピッチャーがいなくなったからね。当然みんな使って必死に勝ちにいったんだけど、あそこで変えられない。もちろん全部勝つつもりでやっているんですよ。やっているんだけど」と悔しそうに語った。

 CS進出を争う3位楽天にゲーム差を2に広げられた。打線は深刻で、14日のソフトバンク戦の4回を最後に43イニング適時打がない。山川は4回にゴロ併殺打に倒れるなど5打数無安打。指揮官は「責任感もあるし。性格的なところもあると思う。打ちたい、打ちたい、打たなきゃ、打たなきゃ、という気持ちがさらに強くなっているように感じた。でも、これだけのチーム打率で投手が踏ん張りながらも序盤勝ってきたのは、山川一人で打ってきたから」と語った。

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