【ダルビッシュ一問一答】10年ぶりの15勝「みんなで力を合わせて勝った証。そういう意味では嬉しい」

[ 2022年9月19日 09:46 ]

ベンチでナインとタッチを交わすパドレス・ダルビッシュ(AP)
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 パドレスのダルビッシュ有投手(36)が18日(日本時間19日)のダイヤモンドバックス戦に先発。6回1安打無失点、8奪三振と抜群の安定感を見せつけ、自身5連勝で15勝目をマーク。メジャー通算94勝目となり、日本でマークした93勝を超えた。試合後のダルビッシュとの一問一答は以下の通り。

 ――今日の投球を全体的に振り返って。
 「2番目のバッターから真っ直ぐがよかったです。フォーム的にもよくなってきて、それで試合中ずっと真っ直ぐでずっと押していけた。それはよかったと思うし、(5度目の対戦となった)向こうは散々、僕のスピン系を見ているので、よかったと思います」

 ――粘られるところはあったが、4回までパーフェクトだった。
 「真っ直ぐはよかったですね。カッターもよかったし、全体的によかった。カーブ以外はよかったと思います」

 ――5回はバウンドが難しい打球で自らのエラーがあった。
 「(捕球の)タイミングをちょっと間違えたというか、若干、僕が後ろに下がってるところがあったので、それで少し難しくなった」

 ――そのエラーで2死満塁になったが、後続打者への切り替えはうまくできたのか。
 「もちろんそうです。(打者は)粘ってずっといい打席をしていたペルドモでしたし。次は(1番打者の)ロハスでしたから、何とかそこで切りたいなと思っていました」

 ――自身5連勝、チームも3連勝。ワイルドカードでも2番手に上がった。
 「みんなでちゃんと野球に集中して、自分の準備にしっかり集中してやっていけば、自分たちのチームだったら大丈夫だと思います」

 ――残り試合が少なくなり、自身の先発時は特に負けられない。気持ちはやはり違うのか、そういった部分は考えないように準備するのか。
 「考えないようにしているわけでもないんですけど、まったくそこは考えてないです。自分が考えてもどうにもならないので。自分ができることはちゃんと打者の傾向を理解して、ブルペンで自分の調子を見極めて、照らし合わせてどうしていくかってこと。正直、そこを考えてしまうとそっちに集中できなくなってしまうので」

 ――10年ぶりの15勝。勝つのは大変なことだと以前も話していたが、15という数字をどう感じるか。
 「勝ち星はなかなか評価できないところ。いつも言いますように、みんなで力を合わせて勝った証なので、そういう意味では嬉しいですね」

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