巨人・中田翔が今永撃ち同点23号! 第91代4番、9月は13戦7発の荒稼ぎ 中田が一発打てば9月全勝

[ 2022年9月19日 14:37 ]

セ・リーグ   巨人―DeNA ( 2022年9月19日    東京D )

<巨・D21>2回、今永から同点ソロを放つ中田(撮影・光山 貴大)
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 巨人の中田翔内野手(33)がDeNA戦(東京D)で2試合ぶりとなる23号ソロ。今季初の中5日で先発し、初回に先制を許した同学年のエース、菅野智之投手(32)に同点弾をプレゼントした。

 8月11日の中日戦(バンテリンD)から第91代4番に座り、この日も31試合連続の「4番・一塁」で先発出場。0―1で迎えた2回だった。先頭打者として入った第1打席だ。相手先発左腕・今永の初球インハイ直球をファウル、2球目直球がボールとなり、カウント1―1からの3球目は真ん中付近からやや外よりのカーブ。これを迷いなく振り抜くと、打球は左翼スタンドに着弾した。笑みを浮かべる中田と何度も首を振る今永の姿が対照的なシーンとなった。

 中田は今季2度目の3試合連続本塁打中で迎えた前日の同戦は3三振を喫して4試合ぶりの無安打に終わり、日本ハム時代の2010年8月以来12年ぶり2度目となる4戦連発を逃したが、これで9月は13戦7発。巨人は9月に入ってから中田が本塁打した試合では前回まで6戦全勝となっている。前夜の同戦に敗れて2年連続のV逸が決定し、残り9戦で5位から逆転でのクライマックスシリーズ(CS)進出を目指す巨人にとっては幸先のいい一発となった。

 ▼中田 打ったのはカーブです。早い回に追いつくことができて良かったです。何とか勝ち越せるように次の打席も頑張ります。

 【中田翔が9月にマークした本塁打】
4日 ○2―0阪神(甲子園) 西純から17号2ラン
7日 ○18―3DeNA(東京D) 三浦から18号2ラン
8日 ○6―5DeNA(東京D) 平田から19号3ラン
11日 ○7―0広島(マツダ) 遠藤から20号2ラン
13日 ○9―7ヤクルト(神宮) 大西から21号3ラン
17日 ○3―2阪神(東京D) 西勇から22号ソロ

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