中日　沖縄秋季キャンプ復活案　立浪監督明かした「少数精鋭で」期待の若手強化

中日・立浪監督
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　中日の立浪監督が、19年以来3年ぶりに沖縄・北谷での秋季キャンプを復活させるプランを明かした。

　「これから期待する選手は沖縄でやりたいと思っています。投手も野手も、少数精鋭で行く予定でいます」

　ここ2年はナゴヤ球場で行っており、立浪監督の就任直後だった昨秋も同球場で午前と午後に分けて実施。だが指揮官は「効率は良くなかった。後半は寒いという気候の問題もある」とし、寝食をともにすることで「沖縄だとじっくり腰を据えてできるメリットがある」と続けた。

　参加候補は投手では今季5勝の高橋宏や、7月に支配下選手登録されて9月8日の広島戦でプロ初勝利をマークした上田の名前が挙がる。野手では遊撃の定位置を勝ち取った土田、目下の打率・284で打順1番に定着した岡林ら。「技術を身につけることも大事ですけど、ハードなトレーニングも必要」。この日と、19日広島戦は、いずれも台風接近のため中止となった。最下位に沈むチームはCS進出も厳しい状況。シーズンの戦いと並行し、指揮官は現有戦力の強化策にも思いを巡らせる。