巨人・原監督「明日はまた、ファイティングポーズをとって集中して戦いたい」 逆転CSへ意欲

[ 2022年9月19日 17:11 ]

セ・リーグ   巨人5ー3DeNA ( 2022年9月19日    東京D )

<巨・D>勝利し、菅野(左)を迎える原監督 (撮影・光山 貴大)
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 巨人は相手左腕エース今永に4本塁打を浴びせる一発攻勢でDeNAに逆転勝ち。2年連続V逸決定から一夜明けた一戦を制し、試合のなかった3位の阪神、広島についに0ゲーム差と迫った。巨人は残り8試合。5位からの大逆転でクライマックスシリーズ(CS)進出を目指す。

 試合後、原辰徳監督(64)との一問一答は以下の通り。

 ――今永からホームラン4本。

 「先制されたものの、2回ですか。非常に4番バッターが打って、そして、8番バッターが逆転2点ホームラン。流れとしては非常に良かったですね」

 ――菅野が良かった

 「役割という点では流れを渡すことなく初回の1点でしっかりと抑えてくれた」

 ――レギュラーシーズンも残り8試合。

 「毎回毎回ね、どういう結果であっても、明日はまた、ファイティングポーズをとって集中して戦いたいと思います」

 ――菅野はストライクゾーンで勝負する投球、持ち味が発揮されたのかなと。

 「そうですね。先頭バッターの初球というのがね、前回の、もちろん反省もありながらね、まあ打つっていうんだから、桑原がいいバッターなんでしょうね」

 ――7回95球の交代は今後を見据えて。

 「まあ、総合的に見てっていうところでしょうね」

 ――ここのところ安定している投球をどう見ているか。

 「ゾーンで勝負できているというか、無駄な、無駄なというか、妙な四球がないですよね。そこが彼の間合いの中で投げられているのかなという気がします」

 ――打線では4発。中田はうまく捉えた。

 「そうですね。特に、ちょっと流れがどうなるか分からない状況の中で、あそこの初打席に打ったというのは非常に大きかったと思いますね」

 ――9月は中田が本塁打を打てば全勝。チームも乗る。

 「やっぱり凡打したときでも相当悔しがっている姿というのはね、我々頼もしく感じますよね」

 ――4点目はポランコ。

 「センターね、ノーツー(2ボール)からね。いずれにしても4点目はすごく大きかったし、5点目はダメ押し、丸は元々強いしね、彼にね。このところちょっとストレスもあったでしょうし、いい流れになってくれればいいなと思いますね」

 ――坂本と丸は7回で早めに交代。

 「(坂本)勇人?もうちょっとやっぱり、なんていうかな、もう少し気が出てこないといけませんな。打つことって、簡単ではない。誰しもが。たださっき、(中田)翔の時に言ったようにね、凡打した時にどういうふうな精神状態でいるかというのは非常に重要なことですね」

 ――大勢は一発食らったがセーブを挙げた。

 「まあまあ、いろんな意味で、いいバッターに対してちょっと痛い思いをしているという点で、チャレンジしたということでしょうな。2ストライク取ってね。だからそこがまだ自分は少々力量を上乗せする必要があるというふうに思ってくれればいいと思いますね」

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