巨人・菅野 逆転CSへ7回1失点好投、9勝目の権利得て降板 初回6球で先制許すも2回以降二塁踏ませず

[ 2022年9月19日 16:02 ]

セ・リーグ   巨人―DeNA ( 2022年9月19日    東京D )

<巨・D>力投する巨人先発の菅野(撮影・島崎忠彦)
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 巨人の菅野智之投手(32)がDeNA戦(東京D)に先発登板。7回を5安打無四球の1失点と好投し、今季9勝目の権利を得て降板した。

 チームは前夜の同戦に敗れ、2年連続のV逸が決定。残り9戦で5位から逆転でのクライマックスシリーズ(CS)進出を目指す戦いのなか、菅野は今季初の中5日でマウンドに上がった。

 だが初回、1番・桑原に初球の外角スライダーを左中間フェンス直撃の二塁打とされ、2番・楠本が初球で送って2球で1死三塁のピンチ。3番・佐野には2ボール1ストライクからの4球目、内角スライダーを右翼のライン際にポテンヒットとされて開始からわずか6球で先制を許した。

 前回登板した13日のヤクルト戦(神宮)でも塩見に初回先頭打者初球アーチを浴び、先制された菅野。4回には村上にも54号ソロを被弾したが、打線の一発攻勢による大量援護で7回6安打4失点(自責3)と踏ん張り、8月23日の中日戦(東京D)以来3試合ぶりとなる今季8勝目をマークしている。

 すると、前回に続いて今回も味方打線が再び一発攻勢であっさり逆転に成功した。2回に中田が23号同点ソロを放つと、女房役の大城は13号勝ち越し2ラン。4回にポランコが放った23号ソロに続いて6回には丸が27号ソロと相手左腕エース今永から4アーチの一発攻勢で4点リードを奪った。

 打線の援護に恵まれた菅野は結局、失点したのは初回だけ。2回以降は二塁すら踏ませず、無四球の好投だった。

 菅野の投球内容は7回で打者25人に対して95球を投げ、5安打1失点。7三振を奪って四死球はなし。直球のMAXは152キロだった。
 

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