メッツのデグロムが快投 5回で13K 40試合連続の自責点3以下はメジャー記録を108年ぶりに更新

[ 2022年9月19日 13:39 ]

5回で13三振を奪ったメッツのデグロム(AP)
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 ナ・リーグ東地区首位のメッツは18日、地元ニューヨークでパイレーツを7―3で下して4連勝で93勝55敗。19日のブルワーズ戦に勝てば6シーズンぶりのプレーオフ進出が決まることになった。

 2018年と19年にサイ・ヤング賞を受賞している先発のジェイコブ・デグロム(34)は5回まで101球を投げて4安打、3失点。3―3でマウンドを降りたために今季6勝目は逃したものの、5イニング以下の投球回数ではチーム記録を2つ更新する13奪三振(従来の記録は86年のシド・フェルナンデスと06年のオリバー・ペレスの11)をマークした。

 この日はアストロズのフランバー・バルデス(28)がアスレチックス戦でデグロムの持つ連続クオリティ・スタート(QS)のメジャー記録を更新(25試合連続)したが、デグロムも“記録的”な快投。AP通信によれば先発での自責点3以下の試合は2019年以来、40試合連続となり、これはジム・スコット(ホワイトソックス)が1913年から14年にかけて樹立したメジャ―記録を108年ぶりに更新した。

 メッツでは3番手で2イニングを投げて5三振を奪ったジョーリー・ロドリゲス(30)が今季初勝利(4敗)。5投手のリレーでパイレーツ打線から20三振を奪っており、これは今年7月3日のエンゼルス戦でマークしたアストロズを含め、過去8回達成されているメジャー記録に並んだ。

 敗れたパイレーツは55勝92敗。4連勝のあとは4連敗となった。

<ナ・リーグ東地区順位(18日現在)>
(1)メッツ(93勝55敗)
(2)ブレーブス(91勝55敗)
(3)フィリーズ(80勝66敗)
(4)★マーリンズ(60勝87敗)
(5)★ナショナルズ(51勝96敗)
 ★はプレーオフから除外されたチーム

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2022年9月19日のニュース