西武 内海引退会見で門下生・渡辺勇太朗が涙「出会えて教えていただいた4年間が一番の財産」

[ 2022年9月19日 10:02 ]

<西武・内海引退会見>渡辺(左)から手紙を受け取る内海(撮影・尾崎 有希)
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 今季限りで引退を表明した西武・内海哲也投手(40)が19日、埼玉県所沢市の球団事務所で引退記者会見を行った。会見の最後には門下生の渡辺勇太朗投手(21)が涙を流しながら手紙を朗読した。

 うれしそうな表情で聞き入る内海に、渡辺が「19年間本当にお疲れ様でした。誉めてもらったこと、叱られたことなど、思い出が思い出されます。内海さんに出会えて教えていただいた4年間が一番の財産です。まだまだ一人前の投手にはほど遠いですけど、いつか追いつき追い越したい」とメッセージを送った。

 今季1勝の渡辺は、昨年後半戦から先発ローテーション入りして4勝を挙げた高卒4年目右腕。内海の一番弟子で、昨年の契約更改では今季の目標を達成した際に時計のご褒美をおねだりしていた。手紙の最後には「今後は少し休んで、ユーチューブでゴルフの動画を見て僕に勝てるように頑張ってください。挑戦状をお待ちしています」と言って笑わせた。

 高橋、平井、増田、渡辺、水上、平良、松本十亀、与座、本田、公文、森脇、佐藤、宮川、スミス、武隈が登場して花束を渡した。内海は登場した投手陣に「これは凄い」と驚いてうれしそうな様子で、全員で記念撮影を行った。

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