サヨナラ打のオリ・宗 “涙”のお立ち台「なんか…年齢を経るにつれて、泣きやすくなって」

[ 2022年9月19日 18:27 ]

パ・リーグ   オリックス6-5ソフトバンク ( 2022年9月19日    京セラD )

<オ・ソ>10回2死満塁、サヨナラ安打を放ち手荒い祝福を受ける宗(左3人目)(撮影・後藤 正志)
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 オリックスが来た!19日のソフトバンク戦は、敗色濃厚だった9回に同点に追いつき、延長10回にサヨナラ勝ち。首位ソフトバンクとの天王山3連戦で3連勝を飾り、ゲーム差を0とした。

 主役は宗だ。延長10回、2死満塁でレイから中前に抜けるサヨナラ打。仲間にもみくちゃにされたヒーローだが、思いがこもった一打だった。

 4回には自らの失策を皮切りに3点を返され、9回には無死一、二塁から犠打失敗。あやうく敗因となるところで、吉田正の同点適時打が生まれて、宗は10回にヒーローとなった。

 お立ち台で『色んな思いがこもった一打だった』と振られると、宗は「なんか…年齢を経るにつれて、泣きやすくなってきていて。すいません」と話すと、場内からは割れんばかりの大きな拍手。最後にファンに向けて、「いつも、温かいご声援ありがとうございます。人生いろいろありまして、辛い時も楽しい時もあると思いますが、そんな時でも、僕たちも全力でやりますので、最後まで付いて来て頂いて、絶対に全員で優勝したいと思います!」と、心からの言葉を振り絞っていた。

 オリックスは17日は大エースの山本が完封、18日はプロ初の中5日で先発して5回無失点の宮城を含めた5投手の継投で零封勝利。そして、この日はミラクルな逆転劇と、前年度覇者が第4コーナーで一気にやってきた。

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