新庄監督 ソフトバンクに4被弾で6連敗「ついでに7本くらい打たれておけばよかったのに(笑)」

[ 2022年8月21日 18:34 ]

パ・リーグ   日本ハム1ー5ソフトバンク ( 2022年8月21日    ペイペイD )

<ソ・日21>9回、ベンチで試合を見守るBIGBOSS(左)(撮影・岡田 丈靖)         
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 最下位・日本ハムは21日のソフトバンク戦に1―5と敗れ、今季3度目の6連敗。借金は今季ワースト更新の22(44勝66敗2分け)となった。

 先発の加藤貴は初回を無失点で抑える上々の立ち上がりをみせるも、7回7安打3被本塁打4失点で降板。打線は、ソフトバンク先発・和田の前に4回まで無得点。6回は連続四球で1死一、二塁の好機を作るも、今川は見逃し三振。続く宇佐見も、空振り三振に終わった。以降も得点を奪えず、連敗ストップはならなかった。試合後の新庄監督の一問一答は次の通り。

  ――(自ら切り出す)
 「(対ソフトバンク戦)6連勝の後の3連敗。やられましたね。(ソフトバンクは)レギュラーの選手がいなくなっても層が厚いっすね。加藤くんは今までずっと完璧に近いピッチングしてくれたから。昨日の上沢くんと加藤くん、長いシーズンでそういう時もありますよ」

 ――3被弾の加藤はこれまで本塁打を続けて打たれるイメージはなかった。
 「ね。今日は(ソフトバンクのチーム全体では)4本?ついでに7本くらい打たれておけばよかったのに(笑い)」

 ――0―0の2回1死一、三塁、打者・谷内の場面で何か作戦は考えていた?
 「(カウント2―0から)バットを出さなくてボール球になっていたらエンドランだった。でも、いい当たりをした。一、三塁になった時に“何、くるんだろう?”って思わせて楽しませる。みなさんが思っていたら相手ベンチはもっと警戒するだろうし。そういう面白い、ワクワクするような野球を、プレーが始まる前に考えさせる。このシーズンはそれをやってきたからそう思われる。やる勇気は持っていないといけない」

 ――福岡最終戦の試合後には新球場のPRと福岡のファイターズファンへあいさつした。
 「(ソフトバンクも)協力してくれましたね。来年はうちが他のチームより1試合早い開幕。NPBには感謝したいですね。本当に素晴らしい球場なので。福岡から、全国から最初はもの珍しさで見に来てもらいたい。そこからシーズンが始まってファイターズが勝たないと来てもらえない。球場を見に来るんじゃなくて、うちの選手、チームが面白い野球をするっていうふうに持っていけると思う。そのついでに球場巡りをしてもらいたい」

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