最下位転落危機に巨人・原監督「3連戦2点だもんね」 5点差で大勢「全然投げる機会がないもんでね」

[ 2022年8月21日 18:00 ]

セ・リーグ   巨人1―6阪神 ( 2022年8月21日    東京D )

<巨・神>ベンチで厳しい表情の原監督(撮影・沢田 明徳)
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 巨人は投打で阪神に圧倒され、2カード連続&今季5度目の同一カード3連敗。今季初の6連敗を喫して今季ワーストタイの借金7とした。

 巨人の6連敗は昨年10月の10連敗以来10カ月ぶり。最下位の中日が首位ヤクルトに勝ったため7月6日に最大8差あった中日とのゲーム差が1・5差となり、最下位転落が現実味を帯びてきた。23日からはその中日と東京ドームで直接対決3連戦。巨人が最下位となれば2018年6月9日以来4年ぶりだが、100試合以上消化しての最下位転落となると1997年9月5日以来25年ぶりの屈辱となる。

 試合後、原辰徳監督(64)との一問一答は以下の通り。

 ――1点が遠い中7回に岡本の一発

 「3連戦2点だもんね。まあ、(岡本)和真は久しぶりに和真らしいホームランという部分ではね、良かったと思いますね」

 ――その後、1死一、三塁という形を作りながらあと1本

 「全体的に3連戦の中でね、2点じゃね。やっぱり打線みんながつなげないとね、いけませんね」

 ――そういう意味では点の取られ方も

 「決して、やっぱり、先制、中押し、中押し、ダメ押しみたいなね。やっぱりこういう結果になるということは何か原因はありますよ。そこを修正してね、来週からというところですね」

 ――先発ピッチャーがまず相手に点を与えないことが

 「まあ、それももちろんですね。原因はやっぱりあるわけですから」

 ――こちらのいい当たりが野手の正面、相手の打ち取った当たりが落ちてしまったり

 「それももちろんあるでしょうしね。しかしやっぱり何とか打破していかないとね」

 ――9回、(5点ビハインドで)大勢は

 「大勢、全然投げる機会がないもんでね、きょうはどういう状態でも行かせたいというピッチングコーチからリクエストがね。まあ、予定通りというところですね」

 ――ペナントレースが残り30試合を切った。改めて選手達に

 「今が頑張りどきだしね、力の見せ所なわけでね、そこは選手達も重々承知しているし、そこはまた明後日から期待するというところですね」

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2022年8月21日のニュース