日本ハム・上沢が骨折からの復帰登板で4年ぶり8失点 「エネルギー不足感じた」と悔やむ

[ 2022年8月21日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム3―9ソフトバンク ( 2022年8月20日    ペイペイD )

<ソ・日>4回、柳田に2点適時打を浴び汗をぬぐう上沢(撮影・岡田 丈靖)       
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 右足中指骨折からの復帰戦だった日本ハム・上沢に4回、悪夢が待っていた。2―0で迎えたこの回、打者11人で6安打を集中され大量7失点。4回1/3で9安打され、18年以来4年ぶりに8失点(自責は7)した右腕は「少しエネルギー不足を感じた。バテるのが早いなと感じた」と悔しそうに振り返った。

 7月16日の西武戦で打球が直撃して骨折し、手術を経て今月14日の2軍戦で実戦復帰。調整登板は1試合、わずか3イニングだけで1軍復帰とあり、4回は踏ん張りきれなかった。2死二、三塁からガルビスに同点二塁打を許すと、続く佐藤直に決勝2ランを被弾。その後も相手打線の勢いを止められず「もったいない点の取られ方をしてからずるずるいった」と反省した。

 チームの連敗は5に伸びた。大量失点した後も球数が100球に達するまで続投させたことについて、加藤投手コーチは「次回に向けて球数を放ってもらいたかった」と説明。次回登板については「中6日ではいかない」と出場選手登録こそ抹消しないが、通常の登板間隔よりも空ける方針を示した。(東尾 洋樹)

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2022年8月21日のニュース