巨人6連敗! 中日とついに1・5差に 23日から直接対決、100戦以上消化で最下位なら25年ぶり

[ 2022年8月21日 17:31 ]

セ・リーグ   巨人1―6阪神 ( 2022年8月21日    東京D )

<巨・神>ベンチで厳しい表情の原監督(撮影・沢田 明徳)
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 巨人は投打で阪神に圧倒されて伝統の一戦に敗れ、2カード連続&今季5度目の同一カード3連敗。今季初の6連敗を喫して今季ワーストタイの借金7とした。巨人の6連敗は昨年10月の10連敗以来10カ月ぶり。また、4位に終わった2006年以来16年ぶりとなるリーグ最速60敗目。最下位の中日が首位ヤクルトに勝ったため7月6日に最大8差あった中日とのゲーム差が1・5差となり、4年ぶりとなる最下位転落が現実味を帯びてきた。

 試合前まで5戦勝ちなし3連敗中だった先発右腕・シューメーカーが初回いきなり2点先制を許すなど5回途中10安打3失点(自責2)KO。79日ぶり1軍登板となった3番手右腕・デラロサも6回に失点すると、8回には5番手左腕・高梨も2失点と阪神打線に16安打を許した。

 打線は2018年8月8日以来4年ぶりの巨人戦登板となった相手先発右腕・才木に6回まで散発3安打無得点。0―4で迎えた7回に5番・岡本和がバックスクリーン右へ24号ソロを放り込んで才木のプロ初完封を阻止したが、得点はこれだけ。5点ビハインドの9回には守護神・大勢も投入したが、逆転勝利には結びつかなかった。

 この敗戦で最下位の中日とはついに1・5ゲーム差。週明けの23日からはその中日と本拠・東京ドームで直接対決3連戦を控え、結果しだいで最下位に転落する危機に直面した。巨人が最下位となれば2018年6月9日以来4年ぶりだが、100試合以上消化しての最下位転落となると1997年9月5日以来25年ぶりの屈辱となる。

 【巨人の今季ワースト6連敗】
8月16日 ●1―3DeNA(横浜)
8月17日 ●3―7DeNA(横浜)
8月18日 ●3―4DeNA(横浜)
8月19日 ●0―4阪神(東京D)
8月20日 ●1―5阪神(東京D)
8月21日 ●1―6阪神(東京D)

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