ヤンキース19試合15敗 ブーン監督が会見テーブルを怒りの平手打ち、マイクとペットボトルが跳び上がる

[ 2022年8月21日 08:50 ]

ヤンキースのアーロン・ブーン監督(2020年2月13日撮影)
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 ヤンキースは20日(日本時間21日)、本拠地でブルージェイズに2-5と敗れ、1995年以来の6カード連続の負け越しが決まった。これでこの19試合で15敗、一時はア・リーグ東地区で2位に15・5ゲーム差の独走態勢だったが、7ゲーム差まで縮まった。

 アーロン・ブーン監督(49)は顔を真っ赤にし「点を取れないと勝てない。もっとマシなプレーを見せないと、それだけだ」とテーブルを平手で思い切り叩き、テーブルにあったマイクと水の入ったペットボトルが同時に跳ね上がった。問題はチャンスに弱い打線。この日は9安打したが、得点圏で8打数1安打。過去11試合で21得点しか取れていない。

 先発投手はエースのコールで4回まで無安打に抑えていたが、5回に2本の二塁打を喫するなど4失点。ホームの4万5千人のファンからのブーイング。コールはダグアウトのベンチに座ると、わめきながら、天井を2度パンチ。その姿をTVカメラにとらえられている。

 4打数2安打も得点に絡めなかったジャッジは「悔しい。1試合負けようと、10敗しようと負けは悔しい。でもその負けを引きずっていてはだめ。しっかり立て直し、自分たちがヤンキースの選手であるのを忘れないこと」と前を向いた。明日負ければ地区2位のブルージェイズ相手にホームで屈辱の4連敗となり、ゲーム差は「6」に縮まってしまう。ブーン監督は「救われるのは、ウチがまだ首位だということ。我々がウチらしくプレーすれば、誰も阻むものはいない」と選手の奮起を促した。

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2022年8月21日のニュース