巨人デラロサ 79日ぶり1軍登板、MAX155キロ披露も1回1失点で好結果残せず

[ 2022年8月21日 16:23 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2022年8月21日    東京D )

巨人・デラロサ
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 巨人の来日4年目右腕、ルビー・デラロサ投手(33=ドミニカ共和国)が21日に出場選手登録され、同日の阪神戦(東京D)で6月3日のロッテ戦(東京D)以来79日ぶりに登板。1回1安打1失点と好結果を残すことはできなかった。

 0―3で迎えた6回に3番手として登板。最初に打席へ迎えた相手先発右腕・才木を3球三振に仕留めたが、続く1番・中野をストレートの四球で塁に出し、2番・島田には150キロ直球を右翼線二塁打されて1死二、三塁のピンチ。ロハス・ジュニアの二ゴロで三走・中野の本塁生還を許すと、さらに1死二、三塁から佐藤輝に死球を与えて1死満塁とピンチを広げた。この場面で大山を遊ゴロ併殺打。それ以上の失点は許さなかったが、今後に不安を残す内容となった。

 デラロサの投球内容は1回で打者6人に対して24球を投げ、1安打1失点。1三振を奪い、1四球&1死球、直球のMAXは155キロだった。

 デラロサは開幕3戦目となった3月27日の中日戦(東京D)で2点リードの9回に5番手として登板するも2四球と味方の失策で無死満塁のピンチを招き、1死後、大島に右前2点適時打を打たれて同点。プロ初登板初先発で6回1失点と好投したドラフト3位ルーキー右腕・赤星のプロ初登板初先発初勝利が消滅させた。巨人は延長戦の末に逆転負けを喫して中日・立浪監督に監督初勝利を献上し、デラロサは翌28日に登録抹消。1カ月後の4月28日に再登録されたが、6月3日のロッテ戦(東京D)で7回零封した戸郷の後を受けて8回に2番手として登板するとレアードに3ランを浴びるなど1イニングを投げ切れず、翌4日に再び登録抹消となっていた。

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2022年8月21日のニュース