エンゼルス大谷 2安打も自打球でヒヤリ 日本時間22日の登板は指揮官「大丈夫」

[ 2022年8月21日 15:05 ]

ア・リーグ   エンゼルス3―4タイガース ( 2022年8月20日    デトロイト )

<タイガース・エンゼルス> 7回、自打球に苦しむ大谷(撮影・大森 寛明)
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 左投手を苦にしない打撃が光った。エンゼルスの大谷翔平投手(28)は20日(日本時間21日)、敵地デトロイトでのタイガース戦の初回、左腕アレクサンダーの速球を捉えて左中間二塁打。レンヒーフォの右前打で先制のホームを踏んだ。さらに2回の2打席目でも右前打を放ち、この日は2安打。19日(同20日)こそ無安打に終わったものの、直近の4戦では16打数9安打(打率・563)と好調を保っている。

 ヒヤリとしたのは7回の第4打席目。自打球を右足に当ててその場に崩れ落ち、しばらく痛そうな素振りを見せた。大谷はそのまま打席に立ち、空振り三振に終わった後はいったんクラブハウスに向かう場面も。ただ、すぐにダッグアウトに戻り、試合後にはネビン監督も21日(同22日午前2時40分開始)の同戦先発は「問題ない」と述べた。

 試合前には、ブルペン入りし約20球。しかし、21日のデトロイトは悪天候が予想されており、オレンジ・カウンティ・レジスター紙のジェフ・フレッチャー記者は「日曜日のゲームは雨天中止になりそうだ。予報はよくない。エンゼルスは9月15日(同16日)、クリーブランドでプレーした後にここに戻ってくるかもしない。中止の場合には大谷の先発は月曜日(22日=同23日)のレイズ戦に延期になり、以降の先発機会にも影響する」とツイート。天気の行方も気になるところだ。(杉浦大介通信員)

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