楽天・マー君 暴投で逆転許すも武藤プロ初本塁打で黒星回避 7回3失点で勝ち負けつかず

[ 2022年7月23日 20:55 ]

パ・リーグ   楽天―西武 ( 2022年7月23日    ベルーナD )

<西・楽>7回、自身の暴投で勝ち越しを許した田中将は天を仰ぐ(撮影・尾崎 有希)
Photo By スポニチ

 楽天の田中将大投手(33)が23日の西武戦(ベルーナD)に先発。6回まで無失点の好投を続けていたが7回に崩れ、2―3と逆転を許した。それでも直後の8回、武藤敦貴外野手(21)にプロ3年目して初本塁打となる同点ソロが飛び出し、黒星を回避した。

 2点の援護を受けた先発の田中将は5回まで許した安打は1本のみ。初回から安定感抜群の投球を披露。6回には無死二塁のピンチを迎えたが後続を封じ無失点。10球粘られた源田との対戦では力の入った投球でこの日最速の153キロをマーク。最後は144キロのスプリットで一ゴロに打ち取った。

 しかし7回、2死満塁とされると川越に右前2点適時打を浴び2―2の同点に。さらに2死一、三塁から柘植に投じた2球目が暴投となり、三走・外崎に本塁へ生還され逆転を許した。

 それでも直後の8回、武藤が2番手・平良から右翼ポール際へ飛び込む値千金の同点1号ソロを放ち、試合が振り出しに。田中将は7回108球、打者27人に対し被安打4、奪三振7、与四球2の3失点で降板。オールスター前最後の登板は勝ち負けがつかなかった。

続きを表示

この記事のフォト

2022年7月23日のニュース