広島 初回から嵐の連打で6点先制 秋山が3ラン、羽月が適時三塁打!初回だけで“チームサイクル安打”

[ 2022年7月23日 18:55 ]

セ・リーグ   広島―ヤクルト ( 2022年7月23日    神宮 )

<ヤ・広>初回、先制3ランを放った秋山はナインに迎えられる(撮影・村上 大輔)
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 広島が23日のヤクルト戦で、初回から連打を浴びせ、ヤクルト先発の原をKOした。

 先頭の野間が左翼線二塁打を放ったのが口火となり、打線が爆発。2番・菊池涼が三塁前へのバント安打で一、三塁とすると、前日に2号弾を放った秋山が、原の変化球を右翼席へ運ぶ3号3ラン。1死も奪われることなく、あっという間に3点を先制した。

 それでも猛攻は止まらず、4番・坂倉が左前打。長野の当たりは強烈な三塁へのライナーとなり、1死目を奪われたが、小園が右前打で再び一、三塁の好機をつくると、羽月が右翼線への2点適時三塁打。さらに会沢が初球を左前に運ぶ適時打を放ち、ここでヤクルト・高津監督は原をあきらめて継投策に出た。

 先発の原を29球でマウンドから引きずり下ろすKO劇。初回だけで安打、二塁打、三塁打、本塁打がそろう“チーム・サイクル安打”でいきなり6得点と、首位・ヤクルトへ先制パンチを浴びせた。

 さらに2回にも、秋山が2番手・市川から左中間への適時二塁打を放ち、坂倉、羽月も適時打で続いて3点を追加。序盤で9点のリードを奪うなど、猛攻が止まらなかった。

 ▼広島・秋山(初回の3号弾に)「打ったのはスライダー。1、2番が完ぺきなつなぎでチャンスを作ってくれたので、そのおかげで打つことができました」
 (2回の適時二塁打に)「油断できない相手ですし、1点ずつ積み重ねていきたいので良かったです」

 ▼広島・羽月(初回の適時三塁打に)「打ったのはシュートかな。いつもピッチャーに迷惑を掛けているので、何とかランナーを還したいという気持ちでいきました。追加点につながってよかったです」

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2022年7月23日のニュース