今秋ドラフト候補の京都国際・森下 先制2ラン含む4安打4打点 「1番良い形になってよかった」

[ 2022年7月23日 15:42 ]

第104回全国高校野球選手権 京都大会準々決勝    京都国際9―4東山 ( 2022年7月23日    わかさスタジアム京都 )

<東山・京都国際>1回2死2塁、先制右本塁打を放った京都国際・森下(撮影・岸 良祐)
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 昨夏王者の京都国際が東山を下し、準々決勝を突破。今秋ドラフト候補に挙がる京都国際の左腕・森下瑠大投手(3年)が高校通算20号含む4安打4打点の活躍でチームを勝利に導いた。

 「2アウトからホームランで点を取れたことはチームとしても大きかったですし、とにかくランナーを返そうと思っていた。1番良い形になってよかった」

 初回から快音を響かせた。初回2死二塁で迎えた第1打席。同じくエースで4番の東山・橋本翔太投手(3年)の3球目スライダーを捉えた。高々と舞い上がった打球は右翼席に着弾。今大会2本目のアーチをかけ、「古都の二刀流」対決を制した。さらに7回にも2点適時打。複数球団が視察する中、打撃で存在感を示した。

 新型コロナウイルスの後遺症による左肘痛が発症したため、慎重を期して今大会はここまで登板機会なし。それでも「(投球の状態は)ほぼマックスに近い、95(%)くらい。いい状態で準備できてます」と順調であることを強調した。

 小牧憲継監督も「森下はいい投手からめっぽう強いので。流れを持ってきてくれた」と森下の打撃を評価。2年連続の甲子園出場まであと2勝だ。

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2022年7月23日のニュース