阪神・矢野監督が通算250勝 球団史上10人目も「それは全然、頭になかった」

[ 2022年7月23日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神6―3DeNA ( 2022年7月22日    甲子園 )

<神・D>6回2死二塁、佐藤輝の2点本塁打にガッツポーズの矢野監督(撮影・後藤 大輝)
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 打つべき人が打ち、エースが抑える。まさに快勝で球団通算5500勝を飾った阪神・矢野監督は、伝統球団の重みをかみしめた。

 「節目に監督をやらせてもらってありがたいし、チームが全員でやった一個一個の積み重ねでしか、5500という数字に届いていかない。たくさんの先輩と、伝統ある球団で野球をやれている証」

 偶然にも自身も球団史上10人目の監督通算250勝目。「そうなんや。それは全然、頭になかった」と笑ったが、歴史ある球団のちょうど22分の1の白星を挙げたことになる。ただ頭にあるのは未来の白星だけ。「今日勝つことは凄く大きな意味がある。(前半戦)あと2つに弾みがついてくると思う。“5割で”(ターン)というのを、強くみんなで思える試合にしてくれた。それがうれしい」と目を細めた。(山添 晴治)

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2022年7月23日のニュース