日本ハム・木田“監督代行代行”初勝利またもお預け…5点差ひっくり返され9回反撃もあと1点届かず6連敗

[ 2022年7月23日 18:43 ]

パ・リーグ   日本ハム6ー7ロッテ ( 2022年7月23日    札幌D )

<日・ロ>9回、二直に倒れた今川はベンチで悔しがる(撮影・西川祐介)
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 日本ハムは序盤の5点リードを守れず、ロッテに6―7と敗れ6連敗。コロナ禍に襲われ新庄監督や主力選手を欠く厳しい状況のなか、木田監督代行の初勝利はまたもお預けとなった。

 打線は初回、レギュラーシーズンで初めて1番にスタメン起用された清宮がセンターフェンス直撃の二塁打を放ち、24打席ぶりの安打を記録。清宮は無死満塁から今川の右前適時打により先制のホームを踏んだ。なおも高浜の右犠飛などにより3点を追加。打者一巡の猛攻により、いきなり4得点。2回には今川が左翼スタンドに飛び込む7号ソロを放ち、5―0とリードを奪った。

 しかし先発の河野が1失点ながら3回で降板すると、2番手の西村が炎上。2死四球と味方の失策により満塁とされ、茶谷に左前適時打を浴び2失点。荻野にも中前適時打を打たれ、5―4と1点差に迫られた。

 さらに5回、3番手の古川侑が2死から井上に2号同点ソロを被弾。続くレアードにも左翼スタンドに飛び込む13号ソロを浴び、あっさり逆転を許した。

 反撃したい打線だったが3回以降は8回まで1安打と沈黙。9回は2死二塁から近藤が右翼線を破る適時二塁打を放ち1点差に迫るも、今川が二直に倒れ試合終了。打球が抜けていたら同点打となっていたかもしれなかったため、今川はベンチでバットを手に悔しそうな表情を浮かべた。

 これでチームは今季最多の借金20から7連勝を飾っていたがコロナ禍に襲われた影響もあり6連敗。新庄監督や主力選手の多くを欠く“非常事態”のなか、監督代行を務めていた山田バッテリーコーチもコロナ陽性で離脱。20日から急きょ木田2軍監督が“監督代行の代行”としてチームの指揮を執っていたが、3試合目も勝利を手にすることが出来なかった。

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