早実の背番「17」倉光がまた快投　完封で今夏19イニング連続無失点

第104回全国高校野球選手権西東京大会5回戦   早実3－0都国立 （ 2022年7月22日    府中市民 ）

＜都国立・早実＞2安打完封を飾った早実・倉光
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　背番号17がまたも快投だ。早実の最速143キロ右腕・倉光条（じょう＝3年）が2安打完封を飾った。高校初完封となった18日の都日野台との初戦から救援登板を含めて3試合続けて投げ、今夏は19イニング連続無失点中。8強入りに貢献し「目の前の打者を一人一人抑えて、アウトを積み重ねることを意識していました」と汗を拭った。

　伸びのある直球で押し、7奪三振。7回からは無安打に抑え「序盤は制球に苦しんだが、後半は楽に投げられたと思います」とうなずいた。エースナンバーの「1」は譲りながらも、好投を続ける右腕は「背番号どうこうではなくて、投げている投手が一番いい投手だと思う。そこまで気にしていない」と自信をのぞかせた。（田中　健人）