【フレッシュ球宴】MVPはヤクルト・赤羽「絶対打ってやろうと」 劇的サヨナラ3ランで賞金100万円

[ 2022年7月23日 21:12 ]

フレッシュオールスター2022   イースタン選抜7─4ウエスタン選抜 ( 2022年7月23日    長崎ビッグN )

<フレッシュオールスター 全イ・全ウ>9回、サヨナラ3ランを放つ赤羽(撮影・岡田 丈靖)         
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 次代を担う若手有望選手による祭典「プロ野球フレッシュオールスターゲーム2022」が23日、長崎県の長崎ビッグNスタジアムで行われ、イースタン・リーグ選抜が同点の9回に途中出場の赤羽由紘内野手(22=ヤクルト)がサヨナラ3ランを放ち、7─4で劇的勝利を収めた。通算成績はイースタン・リーグ選抜の22勝29敗6分けとなった。

 4─4で迎えた9回2死一、二塁。赤羽は2ウトライクと追い込まれたが、大道(広島)が投じた3球目の直球を左翼席へ運んだ。赤羽は最優秀選手賞(MVP)に選ばれ、賞金100万円を手にした。ヒーローインタビューでは「(打席を)回してくれたので、絶対に打ってやろうと思っていました」と語った。赤羽は6回の代打から出場し、2打席連続四球を選び、この試合3打席目で劇弾を放った。

 優秀選手賞には5打数4安打のDeNA・梶原昂希外野手(22=DeNA)と、初回に先頭打者本塁打を放った遠藤成内野手(20=阪神)が選ばれ、それぞれ賞金50万円を手にした。梶原の1試合4安打は06年飯原(ヤクルト)以来で、左打者では04年青木(ヤクルト)以来となった。

 今回のフレッシュ球宴は新型コロナウイルス感染のほか、1軍のチーム編成の事情などもあり、選手だけで辞退者が両チームで計17人出ていた。

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