V候補の東芝が初戦敗退 大会No・1右腕の吉村が150キロ連発も一球に泣く「悔いが残る球もあった」

[ 2022年7月23日 04:30 ]

第93回都市対抗野球1回戦   東芝0―1北海道ガス ( 2022年7月22日    東京D )

<東芝・北海道ガス>東芝先発・吉村(撮影・沢田 明徳)
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 優勝候補の一角、東芝が初戦で姿を消した。大会No・1右腕・吉村は0―0の4回1死一、三塁で決勝点となる先制の左犠飛を許した。「いいボールはあったけど、悔いが残る球もあった」。序盤から150キロを連発したが、6回5安打1失点、8三振で降板。打線の援護がなく、一球に泣く結果となった。

 もっともスカウト陣の高い評価は変わらない。楽天の後関昌彦スカウト部長は「今年の社会人で最高でしょう」と断言。吉村は「決め球を連続して投げる制球力をつけたい」と課題を掲げた。

 ▼中日の米村明スカウト・シニアディレクター プロでも先発投手として十分働ける力はある。

 ▼北海道ガス・清水隆一監督 ベースボールではなく、これぞ「野球」。吉村対策としてマシンを160キロにセットしてスピードだけ体感させた。

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2022年7月23日のニュース