ヤクルト投壊…3回で0―13 原が初回1死しか取れず6失点KO リリーフの市川は7失点

[ 2022年7月23日 19:22 ]

セ・リーグ   ヤクルト―広島 ( 2022年7月23日    神宮 )

<ヤ・広>緊急登板も7失点のヤクルト2番手・市川(撮影・村上 大輔)
Photo By スポニチ

 ヤクルトは広島戦(神宮)で3回までに投手陣が大量13失点。あまりに厳しいスタートとなった。

 先発右腕・原は初回、1番・野間に10球目を打たれて左翼線二塁打とされると、2番・菊池涼には初球を三塁線へセーフティーバントを決められ無死一、三塁。ここで打席に入った3番・秋山に2戦連発となる先制の3号3ランを右翼スタンドへ叩き込まれ、開始から16球で3点を失った。

 だが、火がついた広島打線の勢いは止まらない。4番・坂倉に4連打目となる左前打を許すと、5番・長野を三直に打ち取ってようやく1死となるも結局アウトを取ったのはこれだけ。6番・小園の右前打で1死一、三塁とされてから7番・羽月には右翼線へ2点適時打三塁されて5失点目。さらに8番・会沢に左前適時打されて6点目を失うと、ここで高津監督がベンチを出て投手交代を告げた。

 原をリリーフした2番手右腕・市川も初回こそ無失点だったものの、2回は先頭の菊池涼から秋山、坂倉と3連打されるなど4安打を集中されて3失点。3回も3安打を浴びて4点を失い、2回2/3を投げて7安打7失点と悪い流れを変えることが出来ずに降板となった。

 ヤクルトの2桁失点は今季7度目。最多失点は6月25日に行われた巨人戦(神宮)の19失点だが、この時も3回までは6失点だった。

 なお、広島打線は3回までに14安打13得点で、早くもこの時点で菊池涼と坂倉が3安打猛打賞となっている。

続きを表示

この記事のフォト

2022年7月23日のニュース