阪神の新外国人・ロドリゲス、初打席で適時二塁打!!聖地デビュー戦でお立ち台「甲子園はグレート」

[ 2022年7月23日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神6―3DeNA ( 2022年7月22日    甲子園 )

<神・D>7回1死二、三塁、代打・ロドリゲスは右越えに2点適時二塁打を放つ(撮影・後藤 大輝)
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 最高のデビューだ。初打席、初安打、初タイムリー、初打点。阪神の新外国人・ロドリゲスが甲子園に力強い足跡を残した。青柳、大山とともに選ばれたお立ち台に大トリで登場すると、「甲子園はグレート。こんな応援の中でプレーできるのは幸せ。最高です」と感激の表情を見せた。

 1軍昇格初日に結果を出した。甲子園独特の雰囲気をベンチで感じた上で7回に代打で登場。3点リードで1死二、三塁。冷静だった。3番手・宮国がスライダー、カーブ、フォークなど変化球を見せ続けたが、打ち急ぎはしなかった。8球目の146キロ直球を逆方向に運び、打球は右翼頭上を越えた。2点二塁打。甲子園の祝福が背番号91に集まった。

 「みんなに話し掛けられて、迎えてくれていると感じた。球場の雰囲気もオリックスとは違う。エネルギーになったよ」

 20年のオリックス時代に受けた助言は忘れていない。メジャー通算282本塁打のアダム・ジョーンズに「日本の野球で大事なのは準備だ」と言われた。阪神でも、それを守っている。練習でも右方向を意識した結果が、価値ある一本につながった。仲間から受け取った虎初安打の記念球に、目を細めた。

 矢野監督も「凄く落ち着いていた。明日(23日)はスタメンでいこうかなと思っている」と一塁先発起用を決断。後半戦大逆襲へ戦うピースはそろった。 (鈴木 光)

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2022年7月23日のニュース