ヤクルト原樹理 初回1死しか取れず6失点KO キャリアハイ7勝目を目指すもプロ7年目で最短降板

[ 2022年7月23日 18:37 ]

セ・リーグ   ヤクルト―広島 ( 2022年7月23日    神宮 )

<ヤ・広>ヤクルト先発・原(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトの原樹理投手(29)が広島戦(神宮)に先発登板。初回1死しか取れず、プロ7年目で最短6失点KOされた。

 キャリアハイとなるシーズン7勝目を懸けたマウンドはあっという間に終わってしまった。

 初回、1番・野間に10球目を打たれて左翼線二塁打とされると、2番・菊池涼には初球を三塁線へセーフティーバントを決められ無死一、三塁。ここで打席に入った3番・秋山に2戦連発となる先制の3号3ランを右翼スタンドへ叩き込まれ、開始から16球で3点を失った。

 だが、火がついた広島打線の勢いは止まらない。4番・坂倉に4連打目となる左前打を許すと、5番・長野を三直に打ち取ってようやく1死となるも結局アウトを取ったのはこれだけ。6番・小園の右前打で1死一、三塁とされてから7番・羽月には右翼線へ2点適時打三塁されて5失点目。さらに8番・会沢に左前適時打されて6点目を失うと、ここで高津監督がベンチを出て投手交代を告げた。なお、2番手・市川は後続を打ち取っている。

 原の投球内容は1/3で打者8人に対して29球を投げ、7安打6失点。奪三振、与四死球ともになく、直球のMAXは145キロだった。

 東洋大から2015年ドラフト1位で入団したが、これまでの最高はプロ3年目だった2018年の6勝(7敗)。前回登板した16日のDeNA戦(横浜)はチームがコロナ禍に見舞われた中でのマウンド。2回ソトに先制2ランを許すなど7回で8安打3四死球ながら2失点と粘りの投球を見せたが、2―2の場面で降板して勝敗付かず。チームは9回、失策絡みでサヨナラ負けを喫した。

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