奈良FOD、延長戦制して全国大会初勝利 4番・大前健太朗が決勝打

[ 2022年7月23日 17:12 ]

スポニチ後援 中学硬式野球・ポニーリーグ・第48回全日本選手権大会1回戦   奈良FOD4―1千葉M ( 2022年7月23日    青葉の森公園野球場 )

全国大会で初勝利を挙げた奈良FODの(左から)泉千尋、大前健太朗、松下耕大主将
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 奈良FODが延長8回の熱闘を制し、全国大会で記念すべき初勝利を挙げた。1―1で迎えた8回無死二、三塁から、大前健太朗が決勝の中越えタイムリー。なおも泉千尋の投前スクイズと松田逢来の中前適時打でこの回一気に3点を勝ち越し、逃げ切った。

 「よく粘れたと思います。先発の清水大地がスクイズを察知して、ノーサインで外しにいったり、リリーフした泉は3年間で最高の投球をしてくれたと思います」

 2014年の創部時から指揮を執る堀泰人監督は感激の面持ちでナインを称えた。大会に入る直前の先週末には練習試合を4試合組んで最終調整。「楽しいだけでは勝てない。勝ったら楽しいけど、勝つには集中力を最後まで切らさずにやる」ことを確認しあい、大会に臨んでいた成果を発揮した。あす24日の2回戦は関西地区予選の決勝で敗れた京都戦。松下耕大主将以下が一丸となって、リベンジを果たす。

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2022年7月23日のニュース