レッドソックス沢村 1回無失点 大差つけられた中でのマウンド「難しかったが…次につながる」

[ 2022年7月17日 12:33 ]

レッドソックス沢村(AP)
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 レッドソックスの沢村拓一投手(34)が16日(日本時間17日)、敵地ニューヨークでのヤンキース戦で4番手として登板し、7回裏の1イニングを無安打無失点1四球に抑えた。レッドソックスは1-14で大敗を喫したが、沢村はこの日まで含めた直近の8登板で自責点1と好調。防御率は2.62となっている。

 試合後の一問一答は以下の通り。

 ――大差がついたところの登板だが、1イニングをきっちり無失点に抑えた。
 「今日の試合に関しては、試合に入っていくのがとても難しかったです」

 ――登板時の状況的に難しかったのか。
 「状況もそうだし、試合の流れもそうだし。精神状態も含めた試合の入り方っていうのが、非常に難しかったですね。ただ、その中でゼロに抑えることができたっていうのは次につながるかなと思います」

 ――少し急いで準備したのか。
 「急いではないですよ。球数もちゃんと投げているし、特別なことはなかったです」

 ――強豪地区だが、地区首位のヤンキースもしっかり抑えていることで自信は。
 「この3連戦の(最初の)2試合は歓声もすごい大きいし、やっぱりライバル球団ということだけあって、そのモチベーションはもちろんありますよ。ただヤンキースだからと言って持ち上がるっていうわけではなくて、どの試合でも常に同じ精神状態で入れたらベストです」

 ――明日登板はわからないが、気分良くブレイクに入りたいところか。
 「投げるか投げないかっていうのは自分ではコントロールできないので、自分は試合までの過程の段階で自分がやるべきことを果たして、試合に備えていくことだけは変わらないと思います。自分がコントロールできるところはボールを離すまで。ボールが離れてからの結果は知らねえよっていうくらいの気持ちで(準備をしっかりしていきたい)。アウトコースにきっちり投げても打たれる世界なんだから、それくらいの気持ちで投げたいなと思っています」

 ――前半戦はケガをせず投げ切った。しっかり準備をしてきたのが大きかったのか。
 「キャンプもそうだし、オフシーズンもそうなんですけど、積み重ねることができてきているっていうのは自分にとって大きいし、本当にそれしかないと思います。やり続けることが一番難しいと思うし、一番大変。だからそれができることによって、今の自分を支えている。明日で前半戦最後ですけど、勝ってボストンに帰れるようにしたいですね」

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2022年7月17日のニュース