中京大中京 21年ぶり夏3回戦敗退 東浦に7回コールド負け 全国で第1シード校、強豪校が次々敗退

[ 2022年7月17日 14:44 ]

第104回全国高校野球選手権愛知大会3回戦   中京大中京1-8東浦 ( 2022年7月17日    熱田 )

 甲子園春夏50度、優勝11度の名門・中京大中京が愛知大会3回戦で東浦に7回コールド、1-8で敗れ、21年ぶりに3回戦敗退を喫した。

 初回に1点を先制も2回に追いつかれ、6回に1点勝ち越しを許した。さらに7回に6点を追加されて万事休した。

 中京大中京は昨春センバツで4強入り。昨秋愛知県大会8強、今春同大会は豊川に3回戦で敗れた。今夏は2017年以来5年ぶりの夏の甲子園出場を目指し、初戦となった2回戦は名経大市邨を5-3で下していた。

 今夏は全国的に大会序盤で有力校同士の対戦が多く、この日は愛媛大会で済美が松山学院に、今春県大会準優勝の松山聖陵が北条に敗れたほか、静岡大会では今春東海大会王者の浜松開誠館が聖隷クリストファーに敗れた。また、徳島大会では昨夏代表の阿南光が鳴門渦潮に敗れて初戦で姿を消した。

 これまで、鹿児島では今春九州大会優勝の神村学園が鹿児島実に初戦で敗れたほか、秋田で第1シードの秋田商が湯沢翔北に初戦敗退。奈良大会でも春の県大会を制した奈良大付が初戦となる2回戦で橿原に敗れた。香川では尽誠学園が藤井に、長野では松商学園が継続試合の末に長野日大に敗れた。

 岐阜では今春センバツ出場の大垣日大が美濃加茂に、島根では昨夏代表の石見智翠館が松江商に、南北海道では駒大苫小牧が鵡川にそれぞれ敗戦。茨城では常総学院が科技学園日立に敗れて創部初の夏初戦敗退を喫した。

 この日決勝が行われた沖縄では第1シードの沖縄水産が未来沖縄に初戦で敗れた。

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2022年7月17日のニュース