新庄監督 球団史上初の快挙ならず…連勝7で止まって12球団最速の50敗 伊藤は6回途中4失点で7敗目

[ 2022年7月17日 16:28 ]

パ・リーグ   日本ハム3ー4西武 ( 2022年7月17日    札幌D )

<日・西>7回を終え投手交代を告げベンチに下がる新庄監督(撮影・高橋茂夫)
Photo By スポニチ

 日本ハムは17日の西武戦(札幌D)に3―4と敗れ、連勝が7でストップし12球団最速の50敗。新庄BIGBOSSは球団新人指揮官による史上初の8連勝を逃した。先発の伊藤大海投手(24)は5回まで無失点の好投を続けていたが、6回に崩れ途中降板。5回0/3を6安打4失点と逆転を許し7敗目を喫した。

 打線は初回、先頭の1番・松本剛が右前打で出塁。2番・上川畑が犠打を決め1死二塁とすると、3番・近藤が左前適時打を放つ“理想的な流れ”で先制点を挙げた。さらに2死一、二塁から今川の中前適時打で1点を追加した。

 5回にも初回と同じような流れで1死一、三塁とチャンスを作ったが4番・野村は三ゴロ、5番・清宮は三邪飛に倒れ無得点。すると直後の6回、ここまで無失点の好投を見せていた先発・伊藤が崩れ無死満塁のピンチから外崎に押し出しとなる四球を与えたところで降板。2番手の河野はオグレディを空振り三振に仕留めるも、続くジャンセンに右犠飛を打たれ2―2の同点とされた。

 さらに河野は2死一、二塁から川越に右翼フェンス直撃となる走者一掃の2点適時二塁打を浴び逆転を許した。先発の伊藤は5回0/3を打者23人に対し94球、被安打6、奪三振7、与四球2の4失点という内容。5回まで好投していただけにベンチで悔しそうな表情を浮かべた。

 打線は9回に反撃。2死一、二塁から上川畑が適時二塁打。1点差に迫ると続く近藤が申告敬遠となり2死満塁としたが、野村が右飛に倒れ試合終了。あと一本が出ず連勝が止まった。

続きを表示

この記事のフォト

2022年7月17日のニュース