大関・琴桜はトップと1差4敗に後退 攻め込むも阿炎に逆転許す

[ 2024年5月25日 18:16 ]

大相撲夏場所14日目 ( 2024年5月25日    両国国技館 )

<大相撲夏場所14日目>琴桜(右)の右をたぐり体勢を入れ替える阿炎(撮影・藤山 由理)
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 3敗だった大関・琴桜(26=佐渡ケ嶽部屋)は関脇・阿炎(30=錣山部屋)押し出され、勝った阿炎と同じく10勝4敗となった。11勝3敗で優勝争い単独トップの大の里(二所ノ関部屋)を1差で追う状況だ。

 立ち合いで、もろ手突きの阿炎に対し、この日は琴桜が突っ張って攻め込んだ。そこで右腕をたぐられ、体勢を入れ替えられた。何とか土俵内側へ向き直ったものの、土俵を割った。

 ABEMA大相撲中継で解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「阿炎は(右腕をたぐることを)狙っていた。うまく相撲を取った」と話した。今場所の琴桜は立ち合いで踏み込まなくても白星を重ねていた。花田氏は「大関は今日に限って前へ出ちゃった。足で相撲を取っていないから、腰が高いから、たぐられて前に出てしまう。(腰が下りていれば、たぐられても)止まってマワシを取るか、(たぐられた方向へ)肘を当てて体を寄せていける」などと指摘した。

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