平戸海が翔猿を押し倒し4場所連続勝ち越し　新三役も見えてきた

大相撲夏場所14日目 （ 2024年5月25日    両国国技館 ）

平戸海
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　東前頭2枚目の平戸海（24＝境川部屋）が西前頭3枚目の翔猿（32＝追手風部屋）を押し倒して8勝6敗とし、勝ち越しを決めた。

　立ち合いで右手を前に出してきた翔猿に対し、低い体勢で踏み込んで、もろ差し。そのまま一気に前へ出た。

　ABEMA大相撲中継で解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「翔猿は右を差したかったのか、手を出していきましたけど、マイナスになりました。平戸海の立ち合いのスピードがいい」と話した。

　平戸海は昨年11月の九州場所から4場所連続で勝ち越し。千秋楽も勝って9勝6敗とすれば、次の名古屋場所で新三役昇進の可能性もありそうだ。