木下稜介3年ぶり3勝目に王手 「優勝して全英オープンに行きたい」

[ 2024年5月25日 16:15 ]

男子ゴルフツアー ミズノ・オープン第3日 ( 2024年5月25日    岡山県・JFE瀬戸内海GC=7461ヤード、パー72 )

木下稜介
Photo By スポニチ

 第3ラウンドが行われ、首位から出た木下稜介(32=ハートランド)が4バーディー、2ボギーの70で回り、66をマークした今平周吾(31=ロピア)と並んで首位に立った。最終日は3年ぶりとなるツアー3勝目と、全英オープン切符を目指す。

 エンジンがかかったのは後半の11番パー5だった。残り105ヤードの3打目。木下は強い向かい風を計算してPWで130ヤードのイメージで打つと、“お先”の距離に寄せてバーディー。ここからさらに3バーディーを重ねた。最終18番でボギーを叩いたが、きっちり首位を守って、王手をかけた。

 「前半なかなかチャンスがなく、流れは良くなかったが、8番、9番で良いパーが取れて後半につながった」。ボギーが先行し、嫌な展開が続いたが、いずれも3メートル前後のパットを沈めた8番、9番の連続パーセーブが、反撃のきっかけとなった。

 最終日は3位以内に入れば全英オープンの出場権を得られる。だが、目標は当然、21年以来、3年ぶりとなるツアー3勝目だ。「明日も風が吹くと思うので、うまく風と付き合いたい。もちろん優勝を狙って、優勝して、全英オープンに行きたい」と力を込めた。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2024年5月25日のニュース