【リーグワン】花園が2部降格、向井昭吾HC「一つのチャージで流れが…」 ゲニア&クーパーは残留へ

[ 2024年5月25日 10:15 ]

ラグビー・リーグワン入れ替え戦第2戦   花園30―35浦安 ( 2024年5月24日    東大阪市花園ラグビー場 )

花園フィフティーン
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 1部12位の花園は2部1位の浦安とホームで対戦し、30―35で敗れた。敵地での第1戦(12―21)を含めて2戦2敗となり、2部降格が決まった。

 開始早々に元オーストラリア代表SHゲニアが先制トライを挙げるなど主導権を握りながら、敵陣深くのラインアウトで何度もミス。後半26分には自陣でWTBマシレワがキックをチャージされ、そのままトライを献上して同点とされた。このコンバージョンキックを決められて逆転されると、その後は浦安に圧倒された。

 試合後、元日本代表監督の向井昭吾ヘッドコーチ(HC)は「一つのチャージで流れが変わった」と厳しい表情。それでも「選手を選んだのは私。(降格は)非常に悔しいけど、現実なので。1年で上がれるように立て直していきたい」と言葉を続けた。

 チームとして必要なものを問われたゲニアは「一貫性」と答えた。「厳しく言い合える関係性だったり、やっていることに対して言い訳を探しているようなところがあった」と甘さを指摘した。

 レギュラーシーズンは2季連続で最下位。昨季の入れ替え戦は2戦2勝で退けた浦安にリベンジを許し、花園は来季、3季ぶりに2部で戦う。元オーストラリア代表SOクーパーは「打ちのめされても、立ち上がって前進するしかない」と前を向いた。

 ゲニアとクーパーの去就を問われた向井HCは「来季も残る予定です」と語った。指揮官は続投する見込みとなっている。

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