米ボウルゲームに異変! コロナの影響でハワイ大とテキサスA&Mが出場を辞退

[ 2021年12月24日 14:18 ]

23日のガスパリラ・ボウルで勝ったセントラル・フロリダ大のマルザーン監督(AP)
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 全米大学フットボールは23日にフロリダ州タンパで「ガスパリラ・ボウル」などボウルゲームの2試合を行ったが、24日の「ハワイ・ボウル」に出場する予定だった地元のハワイ大(6勝7敗)が、キックオフ前日に出場辞退を表明。地元ホノルルでメンフィス大(6勝6敗)と対戦する予定だった同ボウルは中止となった。

 スポーツ専門局のESPNによれば、ハワイ大体育局のデビッド・マトリン局長は「学生と選手の健康を守ることが最も大切」と語っており、新型コロナウイルスへの感染拡大が出場辞退という決断に至った理由のひとつであることを公表。ハワイ州でも米本土同様に2週間前くらいから新規感染者が急増しており、22日には新たに955人を記録していた。

 全米大学フットボール界もNFLやNBAといったプロスポーツと同じようにコロナ渦に見舞われており、前日にはゲイターボウル(31日=フロリダ州ジャクソンビル)に出場する予定だったテキサスA&M(8勝4敗)が、感染者の増加で戦力を整えられないとして出場を辞退。ラトガース大(5勝7敗)がテキサスA&Mの代わりにウェイクフォレスト大(10勝3敗)と対戦することになっていた。

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2021年12月24日のニュース