五輪3枠へ大混戦の女子最終組がフリー前日調整 樋口、河辺は3回転半着氷

[ 2021年12月24日 15:07 ]

フィギュアスケート全日本選手権第2日 ( 2021年12月24日    さいたまスーパーアリーナ )

<全日本フィギュア第2日>フリーに向け練習する樋口新葉(撮影・小海途 良幹)
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 女子フリーに向けた公式練習が行われ、北京五輪出場3枠を狙う最終組の6選手が調整した。

 SP首位の坂本花織(シスメックス)、4位の宮原知子(木下グループ)は本番の衣装で曲を流し、2位の樋口新葉(明大)、3位の河辺愛菜(木下アカデミー)は鍵を握る大技3回転半を試運転。樋口は3連続で降り、河辺も2本着氷した。5位の三原舞依(シスメックス)、6位の松生理乃(中京大中京高)も入念に振付やジャンプを確認した。

 五輪切符は3枠。本命の紀平梨花(トヨタ自動車)が負傷で参加必須の全日本を欠場したことで、GPファイナル出場権を獲得してSP首位の坂本が最有力候補。2位樋口から6位松生まで2・35点差にひしめく大混戦となっている。女子フリーは25日午後5時4分から始まり、注目の最終組は同8時23分の6位松生からスタートする。

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2021年12月24日のニュース