羽生「腹くくった。覚悟はしたよって感じですかね」 北京へ右足首のケガ大丈夫

[ 2021年12月24日 05:30 ]

フィギュアスケート全日本選手権第1日・男子公式練習 ( 2021年12月23日    さいたまスーパーアリーナ )

練習を終えた羽生結弦は山本草太(手前)と向かい合わせになり笑顔を見せる(撮影・小海途 良幹)
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 【羽生と一問一答】

 ――今日の4回転半の手応えは。

 「今日は自分の中で軸作りが一番大事だと思っていた。回転はそんなかけてない。今日やるべきことは、やれた」

 ――これまでの練習での4回転半は。

 「(今日は)軸がうまくいったパターン。あともう一個は回転を10割、11割くらいの力で回して、(回転が)4分の1足りないくらい。練習の段階では両立したものはちょっと難しい。(成功は)ないですね」

 ――SPの選曲について。

 「かなり悩んだ。ピアノ曲を凄く探してきた。自分が昔からやりたいなと思っていたロンド・カプリチオーソが出てきた。僕が先シーズン心が折れてつらかった時期に滑らせていただき、生きる活力と滑る活力をいただいた(エキシビション曲『春よ、来い』を弾いたピアニスト)清塚信也さんのピアノにしたら、もっと気持ち良く滑れるのではないか思ったので、清塚さんに頼んで編曲してもらった」

 ――転倒で負傷した右足首について。

 「フリーの頭からやった通し練習で4回転半をやり、次のサルコーにいった時にエッジが氷に絡まった。結果的に捻挫になった。右足の捻挫は知り尽くしている。加圧のトレーニングというか治療促進したりとか、あとは超音波、低周波を使ったり。仙台でできることは自分の中では限られてはいるので、そうやって治していきました」

 ――北京は目指すでいいのか。

 「腹くくった。覚悟はしたよって感じですかね」

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