ペア柚木心結・市橋翔哉組はSP34・77点 柚木「パニック」も市橋「任せといて」

[ 2021年12月24日 16:02 ]

フィギュアスケート全日本選手権第2日 ( 2021年12月24日    さいたまスーパーアリーナ )

<全日本フィギュア第2日>ペアSP、演技を終え笑顔を見せる柚木心結・市橋翔哉組(撮影・小海途 良幹)
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 ペアのショートプログラム(SP)が行われ、柚木心結(京都宇治FSC)市橋翔哉(関大)組は、34・77点をマークした。

 三浦璃来・木原龍一組(木下グループ)が新型コロナウイルスのオミクロン株の影響で欠場(北京五輪代表には内定)したため、この種目は柚木・市橋組のみの出場となった。

 3回転トーループで柚木がややバランスを崩し、スロージャンプは2回転サルコー。後半のデススパイラルでは市橋が転倒するシーンもあったが、クリスマスイブということもあり、キス&クライでは2人はトナカイの耳当てをつけて笑みを浮かべた。

 柚木は「緊張していて試合前に頭がおかしくなって、ホテルに衣装忘れたり、いろいろあってパニックだった」と言うが、市橋の「任せといて」という言葉もあってリラックスして演技はできたという。

 市橋は「途中までリードできて成長したと感じたけど、最後にやらかしちゃって」とし、26日のフリーに向けて「滑ってみて、楽しみながらやっとけばうまくいくと思ったので、フリーは楽しむことだけ考えたい」と話していた。

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2021年12月24日のニュース