松山62位、15番で好転兆しのバーディー 全米OPへ「改善されている雰囲気」

[ 2021年6月8日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー メモリアル・トーナメント最終日 ( 2021年6月6日    オハイオ州 ミュアフィールドビレッジGC=7543ヤード、パー72 )

メモリアル・トーナメント最終ラウンド、18番でパーパットを決め、拍手に応える松山。通算8オーバーで62位
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 54位で出た松山英樹(29=LEXUS)は1バーディー、5ボギーの76と精彩を欠き、通算8オーバーで62位だった。71で回ったパトリック・カントレー(29)が通算13アンダーで並んだコリン・モリカワ(24)との米国勢同士のプレーオフを制し今季2勝目、通算4勝目を挙げた。

 松山はパットがいまひとつで、前半は4ボギーといいところがなかった。好転の兆しが見えたのは後半の15番パー5。フェアウエーからの2打目をバンカー越えでグリーン左につけると、3打目でピンまで約20センチに寄せ、この日唯一のバーディー。「1回でもああいうアプローチがあると救われる」とようやく表情が緩んだ。次は17日開幕の全米オープンに臨む。「ちょっとずつ改善されている雰囲気はある。あとは練習して自信をつけるだけ」と復調の手応えを口にした。

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2021年6月8日のニュース