まだまだいるぞ!海外メジャー優勝候補性 みなみ、英莉花、小祝ら控える

[ 2021年6月8日 05:30 ]

笹生優花 全米女子オープン史上最年少V

勝みなみ
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 米女子ツアーは既に“280ヤード時代”に突入している。4月のANAインスピレーションを勝ったタイのタバタナキットは米ツアーのドライビングディスタンス7位(277・125ヤード)。笹生同様、飛距離がメジャー初制覇への大きなアドバンテージとなった。

 日本ツアーで笹生(262・00ヤード)に次ぐ飛距離を誇るのは黄金世代の原英莉花(258・06ヤード)と勝みなみ(255・25ヤード)。勝は平均パット数も日本2位(1・7676)と小技も高レベル。畑岡とともに次のメジャー制覇の有力候補に挙げられる。

 笹生とは対照的に、ドライビングディスタンス135位ながらショットの精度とショートゲームの巧みさでメジャー7勝を挙げているのが韓国の朴仁妃。このタイプは黄金世代の小祝さくら、谷間の世代の稲見萌寧、ミレニアム世代の古江彩佳。19年にパーオン率78・2079%の日本ツアー記録を打ち立てた稲見はその年43位だった平均パット数を今季は4位に上げて6勝。メジャー制覇も狙えるオールラウンドプレーヤーに成長した。国内には多数のメジャー優勝候補生が控えている。

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