飛び込み玉井陸斗 フィーバーなしで苦笑い「アレッという感じ」

[ 2021年6月8日 14:31 ]

玉井陸斗
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 飛び込み東京五輪日本代表の玉井陸斗(14=JSS宝塚)が8日、オンライン取材に応じた。5月のW杯東京大会の男子高飛び込みで8位に入賞して五輪代表に内定したが、中学校では先生や数人の友人から祝福された程度。自身の思い描いていたフィーバーからはほど遠く「学校では皆から騒がれるほどではないです。アレッという感じ」と苦笑いで心境を明かした。

 五輪開幕まで50日を切り「調子はボチボチ」。苦手の後ろ入水の演技の精度アップに時間を割いている。決勝進出を最低目標に掲げ、W杯では採用を見送った6245D(逆立ち後宙返り2回2回半ひねり)を取り入れて演技構成の難易率を上げる方針。「W杯では内定のために難易率を落として安定性とったが、五輪では安定性をとるのではなく勝負する。まずは決勝進出。決勝進出できればメダル争いできる位置まで頑張ってもっていきたい。ワクワクしている」と力を込めた。

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2021年6月8日のニュース