フェンシング女子フルーレ 東莉央&晟良、日本初の姉妹で五輪代表

[ 2021年4月26日 05:30 ]

東莉央(左)と妹の晟良
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 日本フェンシング協会は25日、東京五輪の日本代表を発表し、女子フルーレで東莉央(22=明治安田生命)、東晟良(せら、21=日体大)の姉妹が名を連ねた。男子エペでは元世界1位の見延和靖(33=ネクサス)が選出。佐藤希望(34=大垣共立銀行)のみ選ばれた女子エペ以外は、団体にも出場する。

 3月末に五輪の個人ランクで一足先に代表を確定させた東姉妹の妹・晟良に続いて、この日の日本協会理事会で姉・莉央の五輪切符も決まった。姉妹での五輪出場は日本初。

 日本協会を通じて、莉央が「妹とともに五輪出場が決まり、家族へ良い報告ができることが本当にうれしい」とコメントを出せば、晟良も「姉の莉央と一緒に五輪に出場することができるなんて信じられないです」と喜んだ。

 上野優佳(19=中大)を含めた3人で、団体&個人ともに日本女子では初となる五輪表彰台を狙う。晟良は「悔いの残らないように全力を尽くし頑張ります」とした上で「出場するからには、メダルを目指して頑張ります」と闘志を高めていた。

 ◆東 莉央(あずま・りお)1998年(平10)7月27日生まれ、和歌山県出身の22歳。和歌山北高、日体大出、明治安田生命。1メートル59、46キロ。

 ◆東 晟良(あずま・せら)1999年(平11)8月20日生まれ、和歌山県出身の21歳。和歌山北高出、日体大。1メートル57、47キロ。

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