英紙が東京五輪中止を主張「開催を正当化できるか自問する必要がある」

[ 2021年4月13日 18:12 ]

国立競技場とJOCビル前の五輪マーク
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 英紙ガーディアン(電子版)が12日付の社説で東京五輪の中止を訴えた。「五輪開催を進める必要があるのか」と見出しを打ち、「新型コロナウイルスが再び勢いを増し、ホスト国の日本でも開催に大多数の人が反対している中、五輪の開幕が近づいている。通常ならチケット販売の遅れやスタジアムの未完成が懸念事項になるが、(パンデミックで)今回の不安はそれを遥かに超えている」と指摘した。

 「日本のワクチン接種プログラムはほとんど軌道に乗っていない。また、国際的にも見通しは暗い。ブラジルでは一日で4000人が亡くなり、インドは先週の水曜日に一日の新規感染者が12万5000人に達した。海外の観光客は入国を認められないが、何万人ものアスリートや大会関係者、メディアが日本の首都に押し寄せる」とし、五輪開催は非常にリスクが高いと伝えた。

 さらに「五輪を中止することは、アスリートにとって一生に一度の五輪出場や勝利のチャンスが失われることになる。彼らにとって壊滅的な打撃だ。世界中のファンも失望するだろう」としながらも、「失われる可能性のある命がある」と主張。「五輪中止は失望と経済的損失につながる。だが、日本とIOC(国際オリンピック委員会)は五輪開催を正当化できるかどうか自問する必要がある。五輪はパンデミックを悪化させる可能性があり、そのリスクを検討する必要がある」と訴えた。

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