NFLがレイダースに異例の追加処分 コロナ感染対策違反でまた罰金 ドラフト指名権もはく奪

[ 2020年11月6日 12:45 ]

再び罰金処分を科せられたレイダースのグルーデン監督(AP)
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 NFLがレイダース(本拠はネバダ州ラスベガス)に対して“厳罰”を科していたことが明らかになった。ヤフー・スポーツやスポーツ専門局のESPNなどが報じているもので、チームに対しては50万ドル(約5200万円)、ジョン・グルーデン監督(57)には15万ドル(約1560万円)の罰金を科し、さらに来年のドラフト6巡目の指名権をはく奪した。

 レイダースを巡っては9月2日のセインツ戦で許可のない部外者をロッカールームに入れたり、グルーデン監督がマスクを外したりしたことですでに25万ドル(約2600万円)と10万ドル(約1040万円)の罰金処分が科せられていたが、両者は10月中旬、オフェンスラインのトレント・ブラウン(27)の感染が判明したあとも他の選手にマスク着用を義務付けたり、ソーシャルディスタンシングといった適切な措置を取らなかったと断定。それが追加の処分につながったと見られている。

 新型コロナの感染防止規定に違反したチームがドラフト指名権をはく奪されたのは北米4大プロスポーツ界では初めて。なおレイダース(4勝3敗)は8日にロサンゼルスでチャージャーズと対戦することになっている。

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