NBA選手会が「12・22開幕」を承認 レイカーズの優勝から「中71日」で新たなシーズンへ

[ 2020年11月6日 14:04 ]

10月11日にファイナルでの優勝を決めたレイカーズ(AP)
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 NBAの選手会は5日、各チームの選手会長による投票を行い「12月22日で72試合制(通常より10試合減)」という今季の開幕案を暫定的に承認した。

 AP通信やスポーツ専門局のESPNなどが報じたもので、選手の間ではキング牧師記念日となる1月18日の開幕を押す声もあったが、5億ドル(約520億円)の収入が見込める「クリスマスゲーム」の開催が可能になる12月22日開幕案が承認された形。これによって10月11日にレイカーズの優勝で幕を閉じたNBAは「中71日」という史上最短のオフをはさんで、2020~21年シーズンに突入することになった。

 労使協定の修正条項に関する交渉はまだ残されているため、労使双方の話し合いは今後も継続するが、チームの年俸上限となるサラリーキャップと、ラグジュアリー・タックス(ぜいたく税)の適用ラインはともに2%ほど増額される見込み。選手の“人件費総額”となる今季のサラリーキャップは1億900万ドル(約112億円)になると見られている。またキャンプインが12月1日になるため、FA選手への交渉解禁をできるだけ早くしようという動きも出てきている。

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2020年11月6日のニュース